In other words

I really don't know life at all ...

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宅急便、在宅しているのに持戻り(ご不在)扱いになっていた理由。

昨日の夜に届くはずだった荷物が、今朝になっても届いていなかった。
特に配達日も時間も指定していなかったのだけれど、あちらからご親切に「本日お届けします」とのメールが入っていたので、待っていたのだ。

予定していた荷物はamazonからのものだった。特に指定せずとも、通常は置き配されているので、昨夜から何度もいつも置き配されている玄関を確認しに行った。

そして、今朝ももちろん見に行ったけれど、何もない。。。

一体どこへ行ってしまった?

ひょっとして何かの事情で遅配になっているかもしれないと、宅配業者から来ていたメールから荷物の追跡をしてみることにした。

すると、まさかの「持戻り」。
不在のため、荷物は持ち帰りましたとのことだった。





昨日は、午前中こそお買い物で外出していたけれど、お届けしますのメールが来てからは、ずっと在宅していた。
しかし、インターフォンは一度も鳴っていない。

前述したようにamazonからの荷物は、通常置き配されるはずが、こちらの荷物は「大きすぎるか、重すぎるか」で置き配できないと記されていた。
そんなに大きな物も重たいものも買った覚えはない。
ケチンボなので安価な雑貨をちょこちょこ買っただけだ。

いつも置き配、対面、どちらのお届けも指定しないので、比較的大きな荷物でも玄関前に置き配されるが常なのに、なぜに今回だけ対面で渡したいのか謎だ。。。

百歩譲って、置き配できない荷物だったとしても、不在の場合は「不在配達票」が入っているものだ。
すぐにそう気づき、暑いのにわざわざポストを確認しにいったけれど、そちらも入っていなかった。
入っていたのは、喜ばしくない請求書と購入不可能価格の不動産チラシだけだった。


よくよく考えてみれば、以前にも同じことが何度かあった。
インターフォン鳴らなかったけど配達に来てたの?もしかしてインターフォンの故障?」などと、自分でピンポンして確認をしたりしたので、よく覚えている。

我が家のインターフォンは、訪問者の映像が記録できるもので、不在中に誰が来たのか確認できるハイテクなものなのだ。つい最近、大家さんが新しいものに取り替えてくれたばかりなので、故障していたわけではない。

何日か遡ってまで映像が残されているのだけれど、昨日は何も記録されていなかった。

もしや、Uber eatsの配達同様に、配達先を間違えているのか?
なんとも配達トラブルの多い家だこと。。。
ちょっとうんざりする。

もしも再配達で他のお宅に配達されてしまっては困ると、問い合わせをしようと調べてみたのだけれど、メールに記されている「担当店」は、どうやら発送している倉庫のようなところらしい。
直接配達を請け負っている営業所でなければ、おそらく事情はわからないだろう。
そこで、まずはサービスセンターへ電話してみることにした。





ところが、これが「混み合っています」のアナウンスがあるばかりで、何度かけても繋がらない。
「チャットで問い合わせをしてね」と何度も繰り返し音声が流れるので、素直にLINEからお問い合わせしてみたところ、今度はメールで問い合わせてねと言わんばかりに、そのアドレスへ誘導された。

ここでも素直に、「在宅なのに、どうして持戻りになるの?本当にきたの?」と丁寧に書いて送信した。

そのサイトに「送り状番号検索」というのがあったので、試しに入力してみると、やはり「持戻り」になっていた。しかし、ここで配達を請け負っている営業所名がわかったのだった。

こうしたことがあると、モヤモヤしていても立ってもいられなくなる。
特にお急ぎの荷物というわけでもないので、すぐに届かずとも問題はないのだけれど、「配達に来てもいないのに、不在扱いされている?」そう思うと、真相を追求したくてたまらなくなるのだ。
いい歳をして、厄介な性格だなと思いつつ、そんな性分なので仕方ない(笑)
年齢は関係ない。三子の魂百までだ。

メールを送信したばかりにも関わらず、すぐにその営業所へ電話をすると、再配達の申し込みやらなにやら、いくつかの要件が自動音声で流れてきた。そのどれもを却下し、とにかく誰か人間が対応してよと、「その他」の番号を連打したところ、「ナビダイヤルでお繋ぎします」と、有料だからね!と念を押されたのだった。

このモヤモヤを解消するためには、多少お金がかかっても致し方ない。
オペレーターに繋いでもらうことにした。
こちらはサービスセンターとは違い、すぐにオペレーターの方が出て、用件を聞いてくれた。





事情を話したところ、本当にすまなそうに最初から「すみません」としか言ってくれない。何の言い訳もなく、謝られるばかりで困った。。。
聞きたいのは謝罪ではなく、なぜ在宅していたのに、不在扱いになっているかという素朴な疑問に対する回答だ。

何度か尋ねてみたところ、配達担当の者から電話させますと言ってくれたのだけれど、これでまたいつ来るかわからない電話をモヤモヤと待つのも嫌なので、今日配達するのは、その担当者ですか?と尋ねたところ、同じ者ですとのことだったので、直接配達に来た時に聞けばいいと、電話連絡は遠慮する旨を伝えた。

「すぐにご希望の時間にお届けします」
そう言ってくれたので、「担当者に直接聞くので、くれぐれも置き配ではなく、インターフォンを鳴らして手渡しでの配達をお願いします」そう言って電話を切った。

電話に出た方に非はないのに、謝らなければいけないだなんて、なんと理不尽なことか。。。自分でお問い合わせしておきながら、なんだか気の毒になった。
仕事をするというのは大変なことだなと思う。

その電話を切った後、ちょうど単身赴任中の夫から連絡があり、ビジネス上の愚痴を散々聞いた。
みんな大変な思いをして仕事をしていると思えば、どのような理由であったとしても、寛容に対処したいと思うのだった。





配達が来るまでの間、同じような事例はないかと、Googleさんで調べてみることにした。
インターネット時代の便利さよ。。。
なにもなすすべがないことにストレスを感じる人間にとっては、「調べる」という行為がどこでも手元で簡単にできるのは、本当に喜ばしいことだ。
ありがとう、ネット社会。

暇に任せてググりまくったところ、どうやら同じようなケースは珍しくないようなのである。

そこに記されている理由の一つが、荷物が多く忙しい時や配達に間に合わない時など、配達員さんがお届けしていないのにも関わらず、不在扱いにしているというものだった。
事実かどうか、知る術はないけれど、驚きだ。。。

確かにamazonプライムセールの直後で、大量の荷物があるのは想像できる。同情に値するほどの荷物の山だろう。私も今回の荷物はそのセールで購入した物だったので、それはよーくわかる。

しかし、もしそうだとしても虚偽はいけない。「遅延」とすればいいだけのことだ。

「お届け予定の荷物は事情により、本日配達できなくなりました」

配達員さんの持っている端末に、そんな項目はないのだろうか?
あれば、配達員さんは虚偽の入力をせずに済むはずだ。

忙しい中、一件一件電話連絡をしろということではない。
「持戻り」の連絡がメールでできるのなら、「遅延」表示もシステム上は可能なはずだ。

そう考えると、やはりサービス上の問題と考えざるを得ない。届くはずの荷物が届かないとなれば、信用を失うことになるからだ。

しかし、届けてもいないものを、「不在」として処理するのも、信用問題に関わるという点では同じことと思うのだけれど、どうなのだろうか。。。

どこの誰が申したかわからないネット情報なので、本当のところはわからない。

実際に自分で経験したことでないのなら、それを鵜呑みにしてはいけないというのは、常々心に留めていることだ。

「ありがとう、インターネット社会」と言った舌の根も乾かぬうちに、「ネット情報を鵜呑みにしてはいけない」と、いきなりの手のひら返し。
我ながらの単純思考だ。





午後、ようやくインターフォンが鳴った。出てみると、昨日の荷物ではなく、今日お届け予定の荷物だった。
順番が逆なのは、どうでもいいのだけれど、何故に遅い方が先に来た?
これは配達に来てくれたおじさんが丁寧に説明してくれた。

そのおじさん配達員は、このエリアを長く担当しているベテランさんだ。
昨日の配達とは無関係なのだけれど、お問い合わせがあったことを知っており、本日配達分のお届け物がてら、置き配にせずわざわざ声をかけてくれたのだった。

そこで様々な配達の事情などを話してくれたおかげで、そのシステムを少しだけ知ることができた。
内情を暴露するわけにもいかないので、ここでは割愛するけれど、たくさんの荷物をお届けするために、大変な苦労があることがわかった。。。

ここで一つの疑問が解消された。
昨日の荷物が届く前に後便が先に届いた一つの理由として、amazonプライムセールの後だったため、配達件数がとにかく多く、普段の配達担当とは違うところに委託されているからなのだった。
ただ、このあたりはあまり大っぴらにしたくないのか、詳しく話してはいけない雰囲気を醸し出していたのを察して、深掘りはしないでおいた。

そして、肝心の「持戻り」扱いとなったことに関して。
「直接の担当ではないので、確かではないけれど」
そう前置きした上で、単純にお届け先の間違いではないかとのことだった。

いわゆる下請けにお願いして配達してもらう場合、配達完了しない限り報酬が発生しないため、不在にしたところでその業者にメリットはないだろうというのが理由だった。

詳しくは、この後、昨日の配達員が荷物を届けに来るので、直接事情を聞いてみてほしいとのことだった。

ところが、ここでまた躓いた。





指定の時間を過ぎても、肝心の配達員は一向に来ない。
荷物を追跡してみると、「配達中」となっている。しかもその位置が全く違う区に表示されているではないか。。。
まさに東京の反対側だった。

電話をかけた時点では比較的近い営業所だったのが、午後になると、また別の近隣の営業所に変わっていた。
そして配達時間の過ぎた夕方、いきなり広い東京の反対側へと、私の荷物は移動していたのだった。。。

もはや何が何だかわからない。

手違いに手違いが重なったのか、それにしてもわざわざオペレーターを通して連絡をしてもらい、実際にその話は他の配達員にまで届いていたのだから、担当者に通じていないとは考えられない。
謎だ。。。

「◯時から◯時の間にお届けします」
そう約束したからこそ、待っていたのだ。
それなのにこない。。。

できない約束はしない方がいい。
忙しくて手が回らないのなら、急ぎでないものに対しては、無理であると言ってもらった方がよほどいい。

指定された時間から2時間ほど待ったけれど、一向に来る気配がないので、再度先ほどのセンターに電話をしてみた。

電話に出たオペレーターに、昼間電話した件を伝えた上で、「何で来ないのかしら?ちゃんと伝わっているのかしら?」とお尋ねしてみた。

朝と同じようにまた「すみません」と言ってくれるのだけれど、私が知りたいのは、何で来ないの?ということなのである。

そして、もう一つ連絡した理由があって、それは万が一今日のお届けが無理な場合、明日は都合が悪いので明後日以降にと伝えたかったのだ。

明日は終日外出予定になっている。この暑さの中、置き配されたら中の荷物が心配になる。冷蔵や冷凍便でなく普通便でも熱に晒されたくないものはあるのだ。

その旨を伝えたところ、「今日中にかならず配達します」と。
そして、状況を確認した上で、担当配達員から連絡させますと言われ、電話を切ったのだった。





すでに外はとっぷりと日が暮れていた。。。されどそれから2時間たっても荷物も電話もなにもなし。。。

そしてさらに待つこと数時間。

結局、荷物が届いたのは夜の9時すぎ。
来るはずだった担当者からの電話連絡はなく、いきなりのピンポンであった。
出てみると、いつものマーク入りユニフォームを来た業者さんではなく、そこにいたのは私服のお兄さん。
やはり下請けの業者さんが請け負っていた。

待ってましたとばかりに、昨日の「持戻り」についてお尋ねしたのだけれど、担当ではないのでわからないと申し訳なさそうに言って、すみませんと頭を下げていた。

事情を把握していない若い子を捕まえて、文句を言うほど、私は鬼ではない。しかし、一言言わねば気が済まぬと、一応事の顛末だけは説明させて頂いた。

聞けば、amazonプライムセール以来、とんでもない忙しさで、あちこちで同じようなクレームが出ていると言っていた。
夜の9時。ここが最後の配達かと思いきや、「まだまだたくさんあるので、社員総出で回っていますが、何時に終わるか」と泣き笑い。

この暑さの中、重たい荷物を持って走り回っているのだろう、汗だくになり真っ赤な顔で頭を下げられると、次に出てくる言葉はお礼しかなかった。。。





今回は荷物が届かないことよりも、なによりも、事実と違うことが記されていたことによる疑問と、それに対処してくれるところへ行き着くまでの面倒くささ、そして約束を守ってもらえなかったことのモヤモヤに尽きる。

電話対応をしてくれたのは、どちらも声の感じからしてそう若くはない女性だったのだけれど、お二人ともとても親切に対応してくださった。
おかげでぷりぷりと腹を立てずに済んだ。そして、本日分の配達に来てくれたベテラン配達員のおじさんも、お若いお兄さんも、お忙しい中、とても親身に話をしてくれ、感謝に堪えない。

年に一度のamazonプライムセール直後ということで、現場も非常に混乱しているのだと知った。
サービスセンターへの電話が繋がらないのも、同じようなことでお問い合わせをしている人が多くいるからなのかもしれない。
それを配達員さんたちもわかっているのだ。わかっているけれど、尋常でない配達件数に完全にキャパシティオーバー。されど打つ手なしで、とにかく配達しまくるしかないといった状態のようだ。

そうしたことを考えると、やはり寛大に受け取ることにし、社名は出さないでいようと思う。
ただ、私がGoogleさんに頼ったように、他にも同じような問題でモヤモヤしているかもしれない。そんな方々に「私の時はこんな理由でした。結果はこうでした」と、問題解決の何かしらのヒントになればいいと思い、ブログに投稿した次第である。


ちなみに、メールでの問い合わせに対する返答はまだ来ていない。