In other words

I really don't know life at all ...

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初詣は氏神様へ。おみくじは今年も大吉、その意味を読み解いてみた。


明けましておめでとうございます!

今年もまた氏神様の元へ初詣に行った。
以前は神田明神明治神宮、子供達の受験年には湯島天神など、誰もが知るような神社で初詣をしていたのだけれど、ここ数年は自分が住む街の氏神様の元へ行くようになった。

大きな福を得ようと勢いのあった頃は、なんとなく大きな有名な神社に足が向いたものだけれど、そんな強い欲が落ち着き、日々の変わらない暮らしを願うようになってからは、いつも近くで見守ってくれている神様に自然と足が向くようになった。

我が街の氏神様がいるのは、住宅街の中にひっそりとある小さな神社だ。
それでも三ヶ日には近隣の多くの人が初詣に訪れ、なかなかの混雑ぶりを見せる。

昨年は次女の受験などもあったので、3日に家族で詣でたのだけれど、まだ結構な人出だった。
しかし、しっかりと願いは受け入れていただき、無事に次女は合格を頂いた。
ちなみに、その前の年は有名な某学問の神様を詣でたのだけれど不合格だった。あまりにもお願いに訪れる人が多いので、全員には手が回りませんといったことなのかもしれない。
やはり氏神様の元へ行って正解だったのだ。

今年は一人だったこともあり少し遅い4日に詣でた。

手を合わせて昨年の御礼をしたあと、小さな神社の中を一回りしてからおみくじを引いてみた。

昨年は大吉だった。
家族は皆、末吉だったので確率的には一般で言われるように15〜30%ほどの確率なのだろう。
さすがに今年も大吉を望むのは欲張り過ぎだと、中吉あたりでお願いしたいと思ったところ。。。



なんと、結果はまたしても大吉だった。

いつもはサッと手に触れたものを引くのだけれど、今年はちょっとばかりゴソゴソしてみた。
手でおみくじがたくさん入っている箱の中をゴソゴソとし、「おお!これぞ」という感触のあるものを引いたのだ。
その結果の「大吉」だった。

これで今年も安泰だとほくそ笑む自分の性格。。。実に単純である。誰でも大吉を引き当てればいい気分になるのだろうけれど、私は本気で「2年連続の大吉とは、もはや私の人生は約束されているも同然」とばかりに有頂天になる。

さらには欲を出し、「この勢いで宝くじなど買ったら、当たってしまうのではないのかしら⁉︎」とまで思う。
実際に試したことはあるけれど、残念ながら大当たりはなかった。
しかし、たとえ数百円でも当たれば「ほらほら!やっぱりついてる!」と、有頂天にさらに拍車がかかる。 

運もさることながら、実はこの能天気さこそが福を呼び込んでいるのかもしれないと思うのだった。

何事も深刻にとらえない。
いや、一応は人並みに深刻に悩んだりもするのだけれど、そんな状態が続くとうんざりして面倒になるのだ。「もうどうにでもなればいいわ」と投げ出すので、側からみるとかなり能天気に生きているように見えるらしい。
よく言えば楽天家、悪く言えばいい加減というのだろう。

そんな単純な私なので「大吉」となればすべてにおいて絶好調も同然と思っていたのだけれど、書かれている文言をよくよく読んでみると、どうやらそうでもない「大吉」があるらしい。

50年以上毎年おみくじを引いてきて、初めて知った事実。。。



「願望は後に整う」とのことだけれど、「待ち人は来らず」、「失物も出がたし」とある。商売は「買うのは損 控えよ」なのだそう。。。
なんだか「末吉」あたりで出てきそうな文言だ。

これはそのままストレートに解釈するのではなく、今の自分に当てはめ、その意味を読み解く必要がありそうだ。

「待ち人」待っている人はいないので、来るはずもない。

「失せ物」も失くしたものなどないので出てくるはずもない。

商売は「買うのは損」とある。もはや商売っ気など出さず、財布の紐をしっかりと締めて、無駄な出費はするなという節約のすすめ。

そのように都合よく考えれば、これもありがたいアドバイスだと素直に受け止めることができる。

色々と面倒くさいことを考えたけれど、結局なにが書かれていようが、「大吉」なのだ。おみくじの中で一番の大吉を引き当てたのだ!
もうそれ以外はなんでもいいではないかと思う。

神様の言いたいことも一つだ。
日々、感謝の心を忘れず祈れば、きっとご加護があるでしょう!ということなのである。
困った時は神頼みをするくせに、実際は神様の存在に対して半信半疑な私の心を、氏神様は見透かしているのだろう。

神様を信じて祈りなさいと、重ねて書かれていたくらいなので、神様も私の信心に対しては半信半疑なのかもしれない。

厳しく「凶」を与え、己の行いを顧みてその心を改めるという逆境は、この人間においては逆効果。それなら「大吉」を与えて有頂天にさせた方が、よい人間になりそうだという神様の判断なのかもしれない。

もしそうだとしたら、やはり神様はすごい。しっかりと我々の行いや心のうちを見てくれているということなのだ。

「信じるものは救われる」と言う。

今年は是非とも神様に祈ろう。

ところで、少し前にこのブログで書いた「更年期による不安症、心配症」については、年が変わってから改善されてきたように感じている。
特に初詣に行って以来、なにやらスッキリとして、寝る前に動画など観なくても平気になった。

またいつぶり返してくるかはわからないけれど、初詣というのは気持ちをリフレッシュし前向きにしてくれる効果があるのだと実感している。
よくパワースポットなどと言うけれど、あながち嘘ではなく、心身浄化という意味では意味のあることなのかも知れないと思ったのだった。。。