最後にこのブログを投稿してから、気づけば2ヶ月近く経過していた。
ブログが書けないほど忙しいわけではない。ただ他の2つのブログも書いているので、この不定期更新ブログの存在をしばし忘れてしまっていたというのが正直なところだ。
忙しくはないけれど、さして暇でもないという、専業主婦にありがちな生活で、やることは探せばいくらでもあるけれど、やらないで済ませようと思えばまたそれも可能という、忙しくなるも暇になるも自分次第といった感じなのだ。
放置するつもりもなかったのだけれど、最近他のブログに加え、X(旧Twitter)も楽しいものだと思うようになり、そちらも覗くよになったので、そのせいもあるのかもしれない。
アカウントは7年ほど前からあったのだけれど、あまり熱心ではなかった。
なんといっても饒舌な専業主婦だ。140文字という文字数制限があっては、書きたいことも書けない。
ブログはオワコンだと言われながらも、ブログから離れられないのは、いくらでも好きなことが書けるからだ。
それでも最近は140文字制限にも若干慣れ、なかなか楽しくなってきた。
ネットコミュ障ゆえ、相互フォローの方々との交流は少ないのだけれど、それでも有益な情報を得たり、他愛のない呟きに温かいメッセージを送って頂いたりと、メリットも感じるようになってきた。
元々このX(当時はTwitter)は、ブログのために始めたものだった。
ブログ記事を貼り付けることができると知り、入口は多い方がよかろうと始めてみることにしたのだ。
しかし、前述したように文字数制限が面倒で、ほとんど放置していた。
昨年あたりから、またぼちぼちと始めてみたのだけれど、やっていれば少しずつフォロワーも増えるようで、より多くの情報が得られるようになってきた。
ここでいう「情報」とは主にお菓子関連なのだけれど、お菓子マニアと言ってもいいお若い方々が実に精力的にお菓子ハンティングしている様がよくわかる。
例えば催事などの様子など、どれだけ混雑しているか、どれだけ並んだかなどなど、リアルタイムに近い形で情報が流れてくるのだ。
今はもうお菓子のために朝から並んだりはしないけれど、この情報であまり混んでいないようだから行ってみようか?などと、逆に混雑回避するのにも役立っている。
お菓子以外にもフォロワーさんから、自分が逃していた情報を頂いたりすることもあり、SNSも使いようによってはかなり有益なものなのだと実感したものだった。
そんなSNS(X)で最近、面白い現象を目にした。
いつものようにブログ記事のリンクをつけて呟いたお饅頭のポストがなぜなのか800以上リツイートされ、その影響でブログのアクセス数が爆増していたのだ。
Xを見た方々が、ブログ記事も読んでくれたということなのだ。
一過性の事象ではあるだけれど、少し驚いた。。。
いまやSNSの影響力はあらゆるところで目にするけれど、この拡散力はあなどれないものだなと改めて実感した。
何の気なしにブログとXを紐付けてみたのだったけれど、あくまでもブログ最優先とあまりXのことは気にかけてこなかった。
たまにくだらない呟きをしたり、パン作りやお料理の待ち時間に経過を記録しようとXに写真などを載せてみたり、それもなかなか楽しいものだと、ただそれだけでやっていたのだけれど、これは少し考えを変える必要がありそうだ。
ずいぶん前からGoogleのアルゴリズムも公式最優先で個人ブログにはあまりスポットが当たらなくなった。
これは私のブログが何年経っても変わり映えせず、その間にもっとお面白いブログが多数登場し、順位を奪われたというのもあるのだろう。
タイプライターからワープロ全盛期を過ごしてきた昭和の専業主婦には、とても太刀打ちできないスキルを持った若きブロガーが多数いる。
そう考えれば、アクセス現象も納得だ。
納得はしているし、今のスタイルを変えるつもりもないのだけれど、さすがに月に数千アクセスも減少しては、ちょっとばかり悔しい思いもあったりする。
悔しいけれど、元々マネタイズ目的のブログではなく、子育ての終わりを実感し始めたころに、老後の趣味になればと始めたブログだ。
アクセス数に頓着することもないのだけれど、あったものがなくなるのは性分的に悔しいのだ(笑)
そこにきてのSNSの影響に、これは使いようによってはアクセス回復の一助になるのでは?と単純ながら思った。
しかし、だからと言っていきなりXに張り付いたりできないのが私なのだ。
相変わらずブログは一所懸命に書くけれど、ともするとXの存在を忘れてしまう。
私は確固たる目的がないと、猛進できないタイプの人間だ。
ブログやXの目的はなにか?と問われれば、よく言えば趣味で悪く言えば暇つぶし。。。
目的が趣味や暇つぶしでは、当然のことながら力は入らず、気が向いた時にゆるゆるとやることになる。
なにか大きな野望のようなものでも生まれてくれれば、もう少し必死にやるのだろうけれどそれもない。
野望と言わないまでも、承認欲求などもその原動力になることはわかる。しかしもはや50代の一介の主婦には承認欲求すらない。
誰かに認めてほしい、賞賛して欲しいという気持ちよりも、誰も何も言わないで、好きにやらせてよ。という気持ちなのだ。
もはや承認も干渉と紙一重だ。
昔から「出る杭は打たれる」というではないか。
ひっそりと自己満足にできればそれでいいというのが正直な気持ちだ。
しかし、そうやってきたブログがある程度のアクセスを集めるようになると悪い気はしない。そしてそれが激減すると今度は悔しい気持ちになるだから、人の気持ちとは複雑なものだなと思う(笑)
相変わらず努力をしようという気持ちは希薄だけれど、今回のことでSNSがブログに与える影響というのを実感することができた。
これは本当に予測不能で、こうすればバズる!という計算ができる方もいるのだろうけれど、私などはまったく訳がわからない。
わからないなら、どうしようもないのだ。
私のような人間は、ただ運を天に任せ、時折なにかのご褒美のように、こんな出来事があれば御の字!
そう考えた方がよさそうだ。。。