In other words

I really don't know life at all ...

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粗大ゴミの処分にはお金がかかる。家電等大物断捨離にかかった費用。

一人暮らしをしていた長女が、利便性を考えて出戻ってくるというのを機に、かねてからやりたいと思っていた大物断捨離にようやく取り掛かった。

処分したいのは冷凍庫、洗濯機、電子レンジ、ソファー、机(両袖)の5点だ。
これがただ捨てればいいというものでもなく、なかなか面倒であった。

そのうちさらに歳を重ね、ライフスタイルの変化と共に大物を断捨離、また買い替えする日が来るかもしれない。
その時のために、多少は相場が変わるかもしれないけれど、どんな方法があるのかくらいは備忘録として、その詳細を残しておこうと思う。
※以下、私がざっと調べた情報のため、正確な数字でない可能性あり。
あくまでも参考として頂きたい。そして東京のケースであることを付け加えておく。

冷凍庫

古いストック用の冷凍庫は、何年前に購入したものだろうか?
すでに20年上は経過しているはずだ。
昔は夫も私もよく食べたので、週に一度コストコへ行ってはお肉などを大量に買っていた。家庭用の冷蔵庫もかなり大きなものだったのだけれど、それでも入り切らずにその冷凍庫を買ったのだった。
長年かなり便利に使わせてもらった。
冷凍の機能も遜色なく、買った時と同様の働きをしてくれていたのだけれど、さすがにここまで年数が経過すると電気系統が心配になる。
加えて私と夫も歳をとり、以前ほどは食べなくなったので、冷凍庫の出番もなくなっていた。
もはや用なしなのに、場所ばかりとって邪魔ということで、ずっと処分したかった。

しかしこの冷凍庫、なかなか曲者だった。サイズは単身者用の冷蔵庫よりも大きく、おまけに日本製ではなく背面の表示を見ると「made in Hungary」とある。

冷蔵庫(冷凍庫含)などはリサイクル法により、そのまま住む自治体の粗大ゴミに出すことはできない。



処分方法は以下の5択。

1 . 買い替えの際に、新しい冷蔵庫を購入したお店に引き取ってもらう。

2 . 処分だけの場合は購入したお店に引き取ってもらう。

3 . 東京二十三区家電リサイクル事業共同組合に引き取ってもらう。

4 . 指定取引場所へ直接持ち込む。

5 . 民間の不用品回収業者を利用する。

さて、どうするか。。。

できることなら、あまり手間がかからず、なおかつ安くあげたい。

まず1 は買い替えではなく、処分のみなので無理。

2は海外製でもはや古過ぎてどこで購入したのかは忘れた。電気屋さんではなかったのは確かなので、こちらも無理。

4は夫でもいれば直接持ち込みもできるのだけれど、あいにく長期出張中でいつ戻るかわからないので、こちらも無理。
もし可能だとしてもリサイクル料金がかかり、メーカーや大きさごとに料金が設定されており、該当の冷凍庫は約¥5,000近くになる(多分)。

残された方法は3と5の2択だ。

この2つの方法を比較しようと、まずは5の民間回収業者に連絡して見積もりしてもらったところ、冷凍庫の処分費用は¥6,000、さらに基本費用として¥5,500が加算される。これは通常の搬出•運搬費とのこと。

一方、3の家電リサイクル共同組合の場合はといえば、こちらももちろん有料で、ホームページによるとリサイクル料+運搬料で¥7,887ほどかかるようだ。

費用面では3の方が¥3,613も安いのだけれど、冷凍庫だけでなく他にもまとめて処分したいものがあるため、トータルで考えなければならない。

費用だけでなく手間も考え、少しでも面倒でない方法にしたいと、結局はこちらは民間業者に依頼した。

洗濯機

洗濯機は我が家で使用しているものよりも、長女宅にあるものの方が新しく性能も良いものなので、自宅にある2017年製の洗濯機を処分し、長女宅のものを入れることにした。

こちらも冷凍庫同様にリサイクル法が適用されるので、同じように処分方法を比較してみた。

3の家電リサイクル共同組合の場合、リサイクル料+運搬料で¥5,687
一方の5の民間業者は¥4,500だという。

若干だけれど民間業者の方がお安い。
運搬費は冷凍庫と一緒に回収してもらうため、処分費用だけで済むのに加え、なによりも手間がかからない。

ということで、冷凍庫と一緒に引き取ってもらうことにした。




ソファー

こちらは通常の粗大ゴミとして出せるので、区の粗大ゴミに出すのが一番安く済む。
マンションの下まで運ばなければいけないのは大変だけれど、粗大ゴミ券¥2,300を貼り付け、予約した日に出しておけば引き取ってもらえるので、こちらで予約を取った。
ちなみに民間業者にお願いすると、¥5,000近くかかるそうだ。

電子レンジ

ソファー同様に区の粗大ゴミとして出す予約をした。
普通の粗大ゴミとして出せば、わずか¥400で処分してもらえる。

机(両袖)

一番迷ったのがこの机だった。
普通の子供用勉強机ではなく、やたら大きくデザイン性のある、変わった木製の机なのだ。
新しくはないけれど、状態はかなり良く見た目もまだ十分に綺麗だ。
区のホームページを見ると、「良質な木製家具無料回収」とある。
これは区のリサイクル展で展示販売されるようだ。
こちらに出してもいいかなと思ったものの、現物査定のため訪問日を設定し見にきてもらったりと、少しばかり手間がかかる上、もしも回収してもらえなかった場合は、再度粗大ゴミとして出す予約を取るなど二度手間になり、時間もかかりそうだ。
できることなら一気に綺麗にしたい。

では、粗大ゴミとして出すのはどうか?
通常の両袖机なら¥3,000とあるのだけれど、あの流線型のようなおかしな形をした机はどう判断されるのか。。。しかも引き出しは一体型ではなく、キャスター付きの小さな箪笥のようになっている。
こちらもまた別に+¥1,000くらいかかる。
引き出し部分は箱物として回収してもらえるはずだけれど、机の方は怪しい。
¥3,000の粗大ゴミ券を購入し貼ったはいいものの、「これは両袖机には該当しません」などということになれば回収してもらえない。
加えてこの大きな机もまた回収日にマンションの下まで運び出さなければいけないのだ。
考えただけで辛くなってきた。。。

そこで民間業者にどんな形状であるかなど詳しく説明したした上で見積もってもらったところ、机+引き出しの合計が¥5,500とのこと。

これは区の粗大ゴミとして出した方が¥1,500ほど安い。。。

¥1,500分を節約するか、回収されないかもしれないリスクを消し、なおかつ自分でマンション下まで搬出する手間を省くか。。。
考えていたらなんだか面倒になってきた。
もうまとめて回収してもらった方が、事は早く済む!
しかも5の民間業者には冷凍庫と洗濯機の回収を決めていた。その際に発生する基本費用を考えれば、一つでも多く回収してもらえれば、なんとなく得した気分になる。
手間をお金で解決すべきと、この机も民間業者にお任せすることにした。

民間業者の処分費用だけで税込¥20,000以上になる。

こんなにかかるのね。。。
そう思ったと同時に、あれほど大きな物を処分するのだから、それくらいはかかるわよねとも思った。

お金はかかるけれど、不要な物をいつまでも抱えていても無駄だ。
その分、スッキリ快適に暮らせるのだから、これを投資と考えれば決して高い金額ではないのかも知れない。



その後、断捨離を進めるうちに、新たに故障したシュレッダーとベランダにあった物干し台も処分することにした。
幸いソファーの回収を予約した日が空いていたので、まとめて粗大ゴミとして出す段取りがとれた。

そこでさらに費用は上がり、合計で一体いくらになったか、以下詳細。

【民間回収業者】
•基本運搬費 ¥5,500
•冷凍庫 ¥6,000
•洗濯機 ¥4,500
•両袖机 ¥5,500
※引越し業者による紹介割引10%後の金額。
(この民間業者は過去に何度かお世話になっている引越し屋さんから紹介して頂いた。昨今では詐欺まがいの回収業者もいると聞いていたため、信頼できるところ教えて欲しいということで紹介されたのがこちらの業者さんだった)

【区の粗大ゴミ】
•ソファー ¥2,300
•電子レンジ ¥400
•シュレッダー ¥400
•物干し台 ¥900

A券¥200×5枚 + B券¥300×10枚
合計 ¥4,000

全て合わせて¥25,500

自分が骨を折りさえすれば、もう少し安く処分することもできたかも知れない。
しかし重たいものを運んだりで腰でも痛めてしまっては本末転倒だ。
節約も大切だろうけれど、お金とは遣うべきところで遣わなければ持ち腐れだ。
腐るほどないけれど(笑)

夫でもいれば全て力仕事はお任せだけれど、今回は私と娘達だけなので限界がある。
少しくらいお金を余分に払っても、プロの方に安全に処分してもらうのが一番だとの判断でこのような金額になった次第。

何はともあれ、大物断捨離の目処が立ち、すでに半分スッキリしたのだった。