In other words

I really don't know life at all ...

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作り手の人間性は重要?美味しければいいのか、清廉潔白を求めるか問題。


※写真は本文とはまったく関係のない自作フランナチュールです。

少し前のこと、Xをつらつらと見ていたら、某お菓子屋さんの話題が、炎上とは程遠い程度にとても遠慮がちに話題になっていた。

そのお店のオーナー(作り手)の私生活に関することで、糟糠の妻を裏切り若い女性に走ったとかいう、とてもよくあるお話しだったのだけれど、それに対して客側の声として多かったのが、「いくらお菓子が美味しくても、買いたくないよね」といった否定的なご意見であった。

私ならどう思うのだろう?
やはり作り手の人間性が気に入らなければ、その人の作ったものまでも否定するのか。。。

これは食いしん坊にとっては、考えれば考えるほど難しい問題であると思った。

正直言えば、美味しいものを作りお客に対しても誠実に向き合ってくれているのなら、プライベートがどうであろうとこちらには関係ないと思える。
一方でやはり身近な人間に対して不義理を働く人など信用できるわけがないと、あまりよい印象は持てないものだ。

私のごく身近でも昔似たようなことがあった。
ご主人はちょっと名の知れた方なのだけれど、知名度と自身の評価が上がってきたと思ったら、若くて可愛い女の子と浮気し、家に帰らなくなった末、糟糠の妻に離婚を求めてきた。
小さな子供3人を抱える奥さんから直接相談を受け、なんだかとても気の毒な話だなと思ったものだ。

相談されたものの、他人様のことにあれこれアドバイスできるわけもない。私にはそのような経験もないし、安易なアドバイスをして余計に事が拗れてしまっても責任は持てないからだ。
しかし、同情を全面に押し出した慰めの言葉で濁してしまうのも違うだろうと思い、どうしたものだろうかと思った。



結局、「もし私があなたの立場だったら」ということで、アドバイスというよりは身勝手なアイデアだけを提供することにした。
それは「離婚に応じずに意地悪をする。ただしこちらの要求する金額だけ慰謝料を現金払いしてくれるなら、お金と交換に離婚届をプレゼントしてあげよう!」
そんな事だったと記憶している。

幼子を3人も抱え、今後20年かけて育てていくのだ。なによりも先立つものはお金だ。お金が全てではないけれど、問題のほとんどはお金で解決する事ができるものだ。ないよりもあったほうがいいに決まっている。

気持ちの離れた夫、しかも糟糠の妻と可愛い我が子を捨てていくような人間に縋りつくのは時間の無駄だ。
さっさとお別れして、新たな暮らしを作っていく方がよほど明るい未来が見える気がする。なんといっても子供が3人もいるのだ。
私も2人の娘がいるけれど、成人した今は本当に強い味方で頼りになるものだ。
今は小さくて無力でも、懸命に育てているうちに子は成長する。その時は素晴らしいバディまた援軍になってくれるはずなのだ。
そんな未来のバディ達との明るい未来に目を向けた方が、人生はきっと明るいものとなるだろう。

しかし明るい未来にはお金が必要なのである。妻という立場を明け渡せというのなら、退去費用の負担は当然の義務であると思っている。

離婚の慰謝料とはいかほどなのだろうか。その人の所得なども関係してくると思うけれど、それほどの額ではないと聞く。
不義理をされた挙句、雀の涙ほどの慰謝料では割が合わない。

とは言え、ないものからは取れないので、そんな時はどうするか。
私なら離婚せず、とりあえずは現状維持とする。
しかし何もしないわけではない。
嫌われついでにとことん嫌われてやろうと、「子供3人育てなきゃいけないのよ!お金ちょーだい」と夫のみならず、お相手の女性の元へも鬱陶しいくらいに足を運び続け、夫には養育費を、お相手には夫のレンタル代として、ちょこちょこと生活費を集金にいくだろう。
それでもダメなら、夫とそのお相手の家族や友人知人のところまで集金に行く。
まるでタチの悪い街金のようだけれど、自分の行いに責任を持つというのは、大人としては当たり前のことだ。義務を果たさず、都合のよいことばかりするのなら、こちらも相応の事をお返ししてあげようではないかということだ。

そんなの無理だというご意見もあろうかと思うけれど、私はそう思わない。
何事においても、一人の人間が命懸けでなりふり構わずに成し遂げようとするれば、必ず事は動くと信じている。
本気でその人間を破滅させてやろうと狙いを定め、何年何十年でも攻撃し続ければ、雨垂れだって硬い岩に穴をあけられるはずだ。

そうは言っても、私はとても面倒くさがり屋なので、もしも払うお金がないのなら、せいぜいその夫とお相手女性に借金のお膳立てをして、お金を借りてまでも支払い、離婚届と交換してもらおうとするくらいだろう。

去る者を追っても仕方ないので、とにかく納得する額の慰謝料さえ払ってくれれば、綺麗さっぱり別れるが一番だ。
きっと世の中の多くの人は同じだと思う。



これまた知人の話になるのだけれど、夫の友人は離婚する際に自分の私財全て妻に渡して別れたという。
離婚理由は浮気などではなく、ただ性格の不一致。正確には妻の後ろにいる親類縁者との付き合い(お金の無心)に根を上げたからだったという。それでも自分が別れたいのだからと、お金で解決したのだそうだ。
妻の方も一生暮らせるほどのお金を貰ったせいか、おとなしく離婚に応じてくれたという。
一方の男性は、そのせいで一文無しになってしまったけれど、自分はその分また稼げばいいと、猛烈に仕事に励みまた資産を積み上げていっている。

この話を聞いた時、なんと男気のある人かと思ったものだけれど、これくらい潔い人だからこそ、仕事でも成功するのだろうなと思った。

相変わらず話が脇道へ逸れまくっているけれど、件の浮気した洋菓子店の店主にしろ、知人の夫にしろ、結局のところ夫婦の問題なのだ。

人は自分に都合のいいことしか語りたがらない。きっと夫婦の関係においても他人が預かり知らぬ事も多々あるのだと思う。
きっと他人が知っているのは30%ほどしかないのかも知れない。残りの70%が夫婦にしかわからない事であるなら、他人が表向きの言動だけで判断するには無理がある。
結局はのところ、こうした問題は他人がとやかく関知することではないのだ。

さすがにそれが知り合いのお菓子屋さんなどであったら、「美味しいから関係ないわ!」といそいそお買い物に行く気にはなれないけれど、どこの誰だか知らない、メディアでしか見聞きしたことのないような他人であれば、私は好きなお菓子を求めてお買い物へ行くだろう。

「やってる事を考えると、美味しく食べられない」などという意見もあるようだけれど、私は美味しく食べられる。

それにしても、SNSというのは面白いものだ。本来であるなら隠されていた心の声がそのまま文字として表に出てくるのだから。
そのせいでとても不愉快になる事もあるけれど、物事はなんでも受け止め方次第だ。
我が家の次女は、たとえネットで間接的にだとしても汚い感情に触れるのは嫌だとSNSはやらないという。
一方、長女はと言えば、「おもしろいじゃん」と楽観的に受け止めている。

心の声とはいっても、そこに書かれていることの全ては真実ではないだろうし、鵜呑みにする必要はない。他人様の離婚問題同様、そこにある真実は30%くらいかなと思って客観的に見ているのが一番なのだろうと思う。

何はともあれ職人さんにはプラベートがどうであれ、美味しいお菓子を提供し続けてくれればそれでよし!と思うのであった。。。