HAPPY NEW YEAR
新しい年を迎えたと思ったら、もう一日が終わる。。。
「光陰矢の如し」というけれど、本当に時間が経つのは早いもの。
歳を取ればとるほど、時の流れが早く感じるというけれど、それは本当のことのようだ。
まだまだ若いと思っていた自分が、あっという間に50を過ぎるとは。。。
おかしなことだけれど、自分が歳をとるという確かな事実が実感できずにいた。そしてある時急に、その事実を認め愕然。。。そんな感じだった。
今ではもうそんなことはなく、十分に自分がれっきとした中年になった事を認めているけれど。
そして、しばし悲観していた自分の老いにも素直に向き合えるようになったいま、今度はこれからの人生に思いを馳せるようになった。
まだまだ楽しめることはたくさんあるはずだ。
やりたいこと、行きたいところ、見たいもの、数え上げたらきりがないほど、まだまだ経験したいことがたくさんある。
まだ50代。人生80年あるとすれば、30年近くは時間があるということになる。
しかし、そう思っていてはいけない。
「光陰矢の如し」で、その30年もぼんやりしていると、あっという間に過ぎてしまうだろう。
運が悪ければ、途中で病に見舞われることもあるかもしれない。
年老いた母の姿を見て、そう思った。
曲がり始めた腰、シワシワになった肌、歩く速度も極端に遅くなった。
そんな身近な老いを目にすると、これはいつか自分も行く道なのだと思う。
時間は有限だ。自分に与えられた時間がどれだけあるのかも、誰にもわからない。
だからこそ、時間を無駄にしてはいけない。
若い頃は「明日できることは、明日やればいい」と、のんびり構えていたけれど、それではいけないのだ。
やりたいこと、やるべきことは、できるときにすぐにでもやることだ。
それこそが後悔を残さない生き方といえる。
迷っている時間もないし、ましてや後回しにしている時間などない。
私にもやりたいこと、行ってみたい場所、食べてみたいもの、そんなことがまだまだたくさんある。
新しい経験をしてこそ人生は楽しめる。
そう思って生きてきたけれど、未経験のことは数知れない。
新しい年を迎え、また一つ私も歳をとる。
漠然とではなく、具体的に何をするか明確にして、一つ一つ実現していきたいと思った。
昨年はコロナ一色で終わってしまったような一年だったけれど、今年はそんなコロナ禍でも何ができるか?
もう少し考えて充実した一年を送りたい。